この文書「Open Annotation Data Model Open Annotation」(2013年2月8日付コミュニティドラフト)は、W3C の Open Annotation Community Groupによる"Open Annotation Data Model (W3C Community Draft, 08 February 2013)"の日本語訳です。この日本語訳はあくまで参考情報であり、W3Cの公式な日本語訳ではありません。翻訳・解釈に誤りがある可能性があります。原文の最新版が存在する可能性があります。
Open Annotation Data Modelは、アノテーション(Annotation)の由来を表現する非常にシンプルな方法を指定する。これは、より豊かで複雑なW3C PROVモデルへマッピングすることが可能である。
PROVモデルは、アクティビティ(Activity)で表現し、それらの実体(Entity)のアクティビティ(Activity)によって利用も生成される。Open Annotationモデルには、便宜とシンプルさのためだけにoa:Annotation
になた2つのエンティティがある。 これらはアノテーション(Annotation)文書であり、 アノテーション(Annotation)が具体化し、記述する概念である。これによって、oa:annotatedBy
とoa:annotatedAt
、 oa:serializedBy
とoa:serializedAt
の間は区別される 。 PROVモデルでは、再度これらを分割する必要がある。我々は概念にoa:Annotation
を使用している。したがって、まだ アノテーション(Annotation)文書を必要とする。
2つのアクティビティ(Activity)、アノテーション(Annotation)及びシリアライズ(Serialize)もある。これらは実体(Entity)を生成する。この場合、アノテーション(Annotation)は、リソースにアノテーションを付与するプロセスであり、同名の動機(Motivation)と混同されるべきではあなく、融合させるべきではない。シリアル化は、アノテーション文書が作成されるプロセスである。
アノテーション文書は、概念から生成される。その概念は必ず最初に来る。概念は、アノテーティングのプロセスの結果として制作される。そのプロセスは、エージェント、つまり、oa:annotatedBy
オブジェクトによって実行される。アノテーション文書は、シリアル化のプロセスの結果として制作されたものである。そのプロセスは、エージェント、つまり、oa:serializedBy
オブジェクトによって実行されたものである。この2つのプロセスはある特定の時間 oa:annotatedAt
と oa:serializedAt
にそれぞれに起きたものである。
<anno1> a oa:Annotation ; a prov:Entity ; prov:wasGeneratedBy <serializing1> ; prov:wasDerivedFrom <annoConcept1> ; prov:generatedAt "datetime1" ; oa:serializedAt "datetime2" ; oa:serializedBy <agent2> ; oa:annotatedBy <agent1> oa:annotatedAt "datetime1" ; <annotating1> a prov:Activity ; prov:wasAssociatedWith <agent1> . <annoDocument1> a prov:Entity ; prov:generatedAt "datetime2" ; prov:wasGeneratedBy <serializing1> . <serializing1> a prov:Activity ; prov:wasAssociatedWith <agent2> .
本仕様に記載されている動機(Motivation)のリストは、アノテーション(Annotation)の展望に関する大規模な調査に由来するが、モチベーションのより正確な定義が必要とされる、もしくは望ましいされている状況が多くある。これらのケースでは、新しい動機リソースを作成し、1つ以上の既存のリソースに関連付けることが推奨される(RECOMMENDED)。
新しい動機は、 skos:Concept
クラスのサブクラスであるoa:Motivation
クラスのインスタンスでなければならない(MUST)。もし対象範囲がより広範なものがある場合、skos:broader
の関係は、新たな動機と1つ以上の既存の動機の間に主張されるべきである(SHOULD)。 skos:relatedMatch
、 skos:exactMatch
、skos:closeMatch
のようなその他の関係は他のコミュニティにょって作成された概念に主張されるべきである(SHOULD)。
oa:motivationScheme a skos:ConceptScheme ; oa:editing a oa:Motivation ; skos:inScheme oa:motivationScheme ; skos:prefLabel "Editing"@en . new:correcting a oa:Motivation ; skos:inScheme new:aScheme ; skos:broader oa:editing ; skos:prefLabel "Correcting a Mistake"@en . new2:fixing a oa:Motivation ; skos:inScheme new2:anotherScheme ; skos:broader oa:editing ; skos:closeMatch new:correcting ; skos:prefLabel "Fixing a Mistake"@en .
この仕様は、特に以下を含む多くの過去のアノテーション(Annotation)への取り組みの上に成り立っている。
Open Annotation Collaborationへの財政支援及びAnnotation OntologyとOpen Annotation Collaborationのモデルの間の初期調整に対する資金提供をしてくれたアンドリュー·W·メロン財団に対してエディタは感謝の言葉を伝えたい。
日付 | エディター | 説明 |
---|---|---|
2013-02-08 | rsanderson | Namespace change for W3C best practice |
2013-02-05 | rsanderson | W3C Community Draft 2 |
2013-01-28 | rsanderson | W3C Community Draft 2 (internal for final review) |
2013-01-07 | rsanderson | W3C Community Draft 2 (internal for review) |
2012-05-09 | rsanderson | License Correction |
2012-05-01 | rsanderson | W3C Community Draft |
2012-04-05 | rsanderson | Internal Draft 2 |
2012-03-30 | rsanderson | Internal Draft 1 |